僕が32歳で脱サラして日本酒バー『Chill Labo Tokyo』をはじめた理由

普段はお客さんから陽気な店主と言われることが多い僕ですが、今日は少し真面目な話をしたいと思います。 なぜ日本酒バー『Chill Labo Tokyo』をはじめたのか? なぜ日本酒飲み放題にしたのか? 『1400』 この数字は日本酒の蔵の数です。 多いと思うかもしれませんが、昭和初期には7,000以上、30年前は2,500近い酒蔵がありました。 毎年30蔵もなくなっています。 そして半数以上は『家族経営の小さな蔵』です。 焼酎もウィスキーも常温で保管が出来ます。 でも、日本酒、特に生酒は冷蔵保存が基本です。 お酒が生きているので、キチンと管理されないと酸っぱくなったり、味が劣化します。 こんな理由もあって、日本酒は、本当の味を知らないままに嫌われていくのです。 好きな日本酒を探せない理由 -1- 自分の好きな味を探したくても、出てくるのは90-180mLで¥500-¥1500程度。 お酒が強くても飲めて3種類です。 本当に好きな銘柄、好きな味を探せない理由の一つがこれです。 好きな日本酒を探せない理由 -2- そして日本酒にはメンドクサイ方が稀にいます。 「こうでなければならない」 「こう飲まなければいけない」 「純米じゃなきゃダメだ」 うるせー!ですね。 そんなものは無いです。 ※個人的な見解です。 ロックでも、炭酸割り、トニック割り、なんならレッドブルで割っても良いんです。 好きに飲ませろです! チルラボが飲み放題の理由 「何で飲み放題なの?」とよく聞かれます。 本当にいいお酒を飲んでもらいたい、知ってもらいたいからです。 また、日本酒をフラットな目線で楽しんで欲しいんです。 何も考えずに好きな味を探して欲しいからこその《飲み比べし放題》です。 値段が「高ければいいお酒」、「安いから悪いお酒」と少なからず値段はフィルターになります。 書いている僕でも、値段を気にしてしまうからw もちろん有名なお酒も常に入っています。 伯楽星、醸し人九平次、寫樂、紀土…etc 知って欲しいんです、有名なお酒の味も、これから出てくるであろうお酒、もしかすると飲めなくなお酒も。 新しい世界を知って欲しい 美味しいお酒って何だろう。 不味いのではなく「合わないお酒」ってなんだろう。 自分の好みを知って、新しい世界に踏み入れて欲しいのです。 ワインは好きだけど、日本酒は、、、 ウィスキーはよく飲むけど、日本酒は、、、 探しましょう、好きな一杯を。 絶対に見つかります。 チルラボだけでなく、別のお店に行くときも日本酒を選択肢に入れられるようになって欲しいので、全力でお手伝いさせてください。 『Chill Labo Tokyo』がオープンして2ヶ月|店主が気づいたこと① – 吉祥寺の日本酒バー『チルラボトーキョー』